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アニメデスノート第25話「沈黙」 [デスノ的]

アニメは第3話で「私に毎週の感想は無理」と挫折した、
三日坊主ならぬ三話坊主の私ですが、この回だけはしっかり録画し、
感想も書く気まんまんで見ました。
見る前に自分が書くだろうと予想した感想はこんな感じです↓

うっうっう……
うえーん悔しいよお悔しいよおー。
あのとき以来、約2年ぶりの衝撃が再び蘇ってしまった
キラ許すまじ! どんなに反論されても叫んじゃうぞ死ね夜神月!
て死ぬことはわかってるんだけどさ
もうあと残り3か月は回想のLを見て月も死ぬところを見るまでの時間だ
でもデスノートは月VSLの物語であることをしっかり見せてくれたのはよかった
やり場のない怒りはMFのK田さん@月ファンにぶつけて
6月まで生きていくつもりです。

↑なんてね。見る前から怒りぶつけ要員に想定してごめんなさいK田さん
でもね。実際見たら、上みたいな気持ちには全然、まったく、なれませんでした。
だってさ
なんつーかようやく、とうとう、でももしかしたら唯一かもの、
アニメならではのデスノが見られたと思ったから。
オープニングのワタリに手をひかれてワイミーズにやってくる小さいL、
竜崎?とワタリに呼ばれるちょっと幽霊みたいなL
嵐の日にビルの屋上に立って雨に濡れるL、
月とL、二人だけの意味深な階段のシーン、
ワタリが最期に目にしたL、
そして最期の瞬間にLが目にしたキラ以外のもの。
うっ書いてたら感動で胸がつまってしまった
作画も神で、これまでと比べて全体に原作の絵と離れてて、
ミサとか原作ともこれまでとも違うし、モノローグも、Lの推理と
物語をすすめるためのレムのそれ以外はほとんどなく、
やけに静かに、ひっそりと、ひたすら美しく語られていました。
はあーとため息でうっとりで、アニメ終わったあとすぐ見返した回は初めて。
原作だと、この回は(その前の回から)何が悲しくて悔しいかって
Lが、自分が監視されているようだ、とこれまでにないような不安を感じ、
自分は間違っていなかったと確信しながら誰に伝えることもないまま、
キラの歪んだ笑いを一人見せられ、敗北で終わってしまうところじゃないですか。
死に顔はきれいだったけどやっぱ悔しいよ。
でもアニメでは、実写映画デスノとはまた違う形で、とてもアニメ向きの表現で、
たとえ死んでも自分は決して負けていないと、Lは月に伝えていた。
あの階段の足拭き、Lが雨に濡れた月の足を拭いてあげるという
アニメだけの場面は、ここまでの流れから考えるとどう見ても浮いていて、
やおいでもなければありえないんだけど、ていうか嵐のビルの屋上で
意味深に対峙する月とLって超素敵やおい同人誌で読んだことあるけど、
やおい上等、あるいはやおいかどうかなんてどうでもいいよ。
あえてやおい的に言うなら、あの場面は月×Lだと私は思ったけど、
やおいの文脈では往々にして受けこそが物語の勝利者だからいいのである。
この道の先駆者、森茉莉先生の「枯葉の寝床」でも、
受けレオは攻めギランに殺されることでギランを精神的に支配するしね。
あるいは、こっちのが本気で当たってると思うけど、
足拭きは、福音書にあるエピソードと重ねて描かれてる場面ですよね。
たしかあったと思って調べてみたらやっぱしあった。
自分が神のもとへかえる日が近いと自覚したイエスが、弟子たちの足を
拭いてあげる場面。足を拭いて清めてやりながら、でもイエスは弟子のなかに
裏切り者がいることも知っていると暗示する。
月とL、二人がいる場所の天井の梁?は十字架の形をしているし、
きっと「沈黙」というサブタイトルも、悲劇を救わない神の沈黙を意味してる。
ただ、原作作画の小畑健先生もしばしばやったように、デスノでの
キリスト教的なものはあくまでモチーフ、その場その場で深みを出すための
スパイスとして使われているだけで、宗教的な意図はまったくなく、
Lと月、それぞれとイエスの共通点がどうのという話でもないと思います。
で、まあ福音書かどうかもやおいと同じくらいじつはどうでもよくて、
とにかくこの回のアニメの価値は、この内容をやったことにあると思う。
最初の予想感想とここだけは同じだ
原作以上に、デスノートは月VSL、二人の物語だと決定的に見せてくれた、
そしてLは決して月に負けていないこともはっきり表現してくれた。
スタッフの力の入れようでまずそれを見た(笑)
原作ファンの反発は当然折りこみずみで、
この重要な場面でアニメオリジナルをガンガン入れて、
ハイレベル作画で勝負してくる態度がすっごく気持ちよかったです。
しかししかし
実写デスノでもアニメデスノでも、そのほかのメディア展開でも
(DS持ってないからゲームはプレイしてないんですが)
これだけLが美しくフィーチャーされ、Lは実質勝利していたとされるのは、
原作のLがあっさりと?逝ってしまったゆえでもあるから、
スーパー人気キャラLを殺してさらに吸引力を増した原作はやはり偉大である。
10年ぶりに出たジャンプの傑作と私が勝手に思うだけある(笑)
ちなみに10年前の突出した傑作はもちろん「スラムダンク」。

L好きだからLばかりを語ってしまいました?が、
Lだけじゃなくミサもすっごくよかったです。
この後を考えると、自分の意志と感情で動いて物語をかきまわし、
ミサが輝く場面ももうないんだよね。ヒロインとしては死んでいる。
でもそれがミサの望むこと、そしてそんなミサへの餞みたいに
きれいであやしいお人形みたいなミサで飾ってもらっててよかった。
月は逆に、つかのまの勝利も翳ってしまったかもしれないね
どうしようもない悪の魅力が月だとすると、実写映画同様
毒を抜かれてしまったというか、本人は勝利に酔っているのに
その哀れさ、滑稽さを感じずにはいられないというか。
主人公だから視聴者に本気で憎まれちゃいかんというのも
この回の意図にあったなら、それは成功しているけど、
月ファンにしたら残念なのかな。
今度MFのK田さんに会ったら訊いてみようっと。

そんなわけでいいものを見ると自分も少しでもいいものを目指して
がんばろうという力になるので、相変わらず鈍くさいけどがんばります。
締めはいっつもこれだなあー
アニメデスノはあと3か月くらい?で二部やるってどうなるんだろう
もしも自分だったら、メロには悪いけどマフィアのあたりは極力まいて
早めにSPKに持って行くなー
総一郎の死は一番描きにくいところだろうな
でも今回のアニメほんとよかったから、
今後の難関も素敵技で裏切りクリアしてくれることを期待します。


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