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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [テレビ・映画・漫画]

ようやく劇場で見ることができました。

思い込みが激しくつねに勘違いしていて
人を人とも思わず私は女優とうわごとのように口走る姉。
そんな姉の一番の被害者でありながら
姉をネタにした漫画を描かずにいられない地味な妹。
いやあああ
これだけでゴハン三杯食べられる私のツボおおお
予告で姉の本棚に「ガラスの仮面」があるの見ただけで
もう見るしかないと興奮しました。
しかも姉が佐藤江梨子って!
ちょっと私サトエリ大好きなんですけど
私的には絶対傑作としか思えないよキューティーハニー
そして姉妹と血のつながりのない兄が永瀬正敏
兄嫁が永作博美、やだもうみんな好き。
きっとたぶん、冷静に映画として見ると
絵的にどうとかつっこむところはあると思います。
でもだめ
私はこのての「私は女優女」大好きすぎるので
まともなつっこみ全然思いつかないで見ちゃった。
今年見た映画でいちばん好きかも。
以後、ネタバレ思い込み全開で語りまくりです。

 お話は、両親の事故死をきっかけに、
田舎の町に姉が戻ってきて妹や義兄と再会し、
秘められた過去が現在と絡んで家族が少しずつイタい方向へ…
という流れなのですが、つまりあれです
「恋愛小説ふいんき語り」のとき言った

お前それどうよ、みたいなめんどくさい女が、
うるせーだまれとさまざまな方法で男を踏み台にしながら
開き直る世界なんですね。
そして、なんだそれと呆れたりこの女うざいと思いながらも、
ちょっと付き合って踏まれてくれる、
女の筋書きに耐えてくれる男が、小説のなかでモテる男。

まさにこれ(笑)
姉も妹も兄嫁も、もうどうしようもなくめんどくさいの。
サトエリ演じる姉・澄伽(すみか)は、
自分が女優として成功できないのは、かつて、
妹に漫画のネタにされ、それが雑誌に掲載されて
傷ついたせいだと妹を苛める。
それは言い訳とたぶん本人もわかってる。
お金がいるなら近所の同級生に昔もいまも身体を売るし、
義兄ともこっそりエッチして、
私以外に誰かを必要としてはだめ、と強要する。
妹・清深(きよみ)は過去の自分を反省し、
姉の苛めにじっと耐え、真人間であろうとするのだが、
ネタすぎる姉を前にして、創作意欲を抑えきれなくなり、
再び漫画を描きはじめ、姉の暴走を求めて密かにつけまわす。
兄嫁待子(まちこ)は孤独な身よりのない女。
度を超えたお人好しで絶対に誰にも不満を言わず、
不気味な人形を作りながらギクシャクした家で笑っているが、
結婚以来、夫と一度も夜を共にしていないことを悩んでいる。
ヤダよこんな家! 楽しい
そして永瀬演じる義兄、宍道(しんじ)は
清深に同情しながらどうしても澄伽にさからえず、
煮詰まった気分を待子にぶつける。
が、待子に逆レイプされてしまい、それがバレてさらに澄伽に
追いつめられる。素敵に踏みつけられるダメな男。
ああーシチュエーションだけでかいらくー
姉の気持ちも妹の気持ちもすっごいわかる。
澄伽はじつは女優という職につきたいわけじゃなく、
演じる場の、思い込み勝負の世界に捨て身でダイブする、
あの感覚に中毒しちゃってるんだと思う。
そこへ行くためなら、舞台裏の自分の現実なんて
どうでもよかったりするんだよね。
だから同級生相手に身体売っても傷つかない。
でも宍道との関係は、自分が主演、宍道を共演に
巻き込んで仕立てたドラマだから、そこは女優の舞台の上。
だから、宍道が約束を破って嫁と関係してしまったら、
じつは宍道を愛していなくても、女優として、
刃物で彼を脅さなきゃいけない。
いっぽう清深は、姉のつくった妹イジメの舞台で
無理やり共演者にさせられるけど、根が創作者だから
ノリきれない。舞台にたつより舞台そのものを描きたい。
親が目の前でダンプに轢かれてミンチになっても
「漫画のネタになる」とこっそり思っていた清深って
作り手としての業深すぎ。真人間にはなれないよ(笑)
結局、業にさからえず、清深は漫画家デビューしてしまい、
「お姉ちゃんは自分のおもしろさをまったくわかってない!」
(私の前でそんなおもしろいことするお姉ちゃんが悪いんだ)
と、姉に対抗する。いいね!
やりあったあげくに女二人はカタルシスを得たようだけど、
宍道は結局出口が見つからないまま
兄嫁を遺して炭焼き小屋で燃えて死んじゃった。
かわいそうといえばかわいそうだけど、
燃えて死ぬのがちょっとよさそうだったからいいんだね。
哀れ、踏まれ男の美学。
これ永瀬がやってよかったなー
もしこの役が浅野忠信あるいは松田龍平だったら、
踏まれたぶん踏みかえしてきそうな気がするし、
西島秀俊だったら踏めば踏むほど足を取られる底なし沼で
燃える前にこっちが堕ちていきそうだもん。
黙って踏まれて物語を締めてくれてありがとう永瀬正敏です。
永作博美も演技上手なので
微妙に狂ってる兄嫁を出しゃばらず穴あけずで
いい感じにやってくれました。
永作は次、松ケンと「人のセックスを笑うな」だよねー
絶対見たい。
松山くんはいまのところ若くて細くてきれいだから
踏む踏まれるとは違う関係を見せてくれそうなので期待してます。

そしてっ
おもしろかった~と映画館のロビーへ出てみたら
Lの映画のチラシがーっ。

楽しみ楽しみ
しかし、蜷川実花撮影のビジュアルブック出るのは
嬉しいんだか微妙……
だって何したいかすっごくわかるだけに悔しいもん(笑)

ああー今日もいっぱい書いてしまった。仕事しよ。
前回お友達あてによろしくねって「ユア」宣伝したら
わざわざメールくれた素敵なお友達がいて
久しぶりに会えて楽しかったです。
予約してもらえそうで嬉しいです
引き続きお友達キャンペーン?実施中ー

いま確認でアマゾン見たら画像紹介で見たことない絵がアップされてた。
公式サイトにもないのにやるなアマゾン。


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コメント 4

のりこ

……北陸……自意識過剰な姉……
姉妹の確執……妹は漫画…………
なんかの呪いですか?
by のりこ (2007-12-03 11:23) 

清水マリコ

いきなり電波なコメントするのやめてよ。
知らない人が見たら何かと思うでしょ。
おもしろかったよ映画。のりちゃんにもおすすめー
でもDVD借りて観たりしたらだめ。
忙しくても劇場で見なきゃだめだからね(笑)
by 清水マリコ (2007-12-03 23:21) 

ハートのキング

面白いモノを観た後って気分がイイですよね。
自分も新宿コマで上演中の哀川翔主演「座頭市」がツボッて
イイ気分が続いています。
 
サトエリ、大好きでしたか。
ちょっと意外でした。
実写版・キューティーハニーも観たんですね。
ほんの少し意外でした。

(私の前でそんなおもしろいことするお姉ちゃんが悪いんだ)
って、耳に痛いス。
by ハートのキング (2007-12-05 19:01) 

清水マリコ

サトエリ大好きです。フカキョンも大好き、
あとハロプロの矢口となっちも大好きです。
現実と相性悪そうなところが。
by 清水マリコ (2007-12-05 23:45) 

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