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「秘密(トップ・シークレット)」清水玲子 [テレビ・映画・漫画]

つい最近出てるの一気に読んだ。
 
秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234)) 秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))
  • 作者: 清水 玲子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: コミック

す・ご・く・お・も・し・ろ・ー・い

死んだ人間の脳が記憶してる映像をMRIで再生し
犯罪捜査する特別機関・通称「第九」。
主人公二人は清水玲子といえばの懐かしの「竜の眠る星」、
ジャックとエレナみたいな雰囲気です。
美形で有能、一見パーフェクトな薪は、
じつは(たぶん)人としての深い欠落を自覚してる。
いっぽう、まじめでカンも悪くないけど抜けたところも多い青木は
自分の人間的な魅力をあまりわかってないの。
でもこれは、二人のキャラで見せていくタイプのお話じゃない。
二転三転していく凶悪事件の謎に迫りながら、
やがて浮き彫りになる人の心がかかえる秘密、闇、
それとともに生きて死ぬ人の悲しさが、この物語の主役なんです。
清水玲子の作品はいつもそうですが、
みんなが幸せでハッピーエンドみたいな決着はありません。
決して安心させてくれない、だから真実を感じて感動できる。
大好き!みたいなハマり方する漫画家じゃないけど本物だと思う。
この間読んだ本のさくまあきらのインタビューで、
ヒット作を出すコツとして「ルールのなかで暴れろ」ってあったのね。
それはたとえば、人の心の脆さや醜さを描くときにも、
どこかにフィルターを用意して、少女漫画のルールの範囲で、
読者が本気で傷つかないように配慮しろってことだと思う。
実際、おんなじように少女漫画で、人の強さや脆さを描いて
このごろ売れて賞とってる人は、ルールのなかで暴れるのがうまいです。
でも清水玲子はそれをしない。私もそれでいいと思う。

 「秘密」は4月からアニメになるんですね。
制作は「デスノート」と同じマッドハウス!
うわー期待期待☆
アニメになったらいまよりキャラ寄りに作られるかもしれないけど
この作品にうっすら流れるBL空気はあって当たり前に描いてほしい
BLか否かはルールにいれず、演出も演技も強調しないで
ただあるものとして作ってほしい
昔の名作少女漫画はみんなそうだったと思うもん。

近況のつもりでだらだら書いてたら長くなってしまった
エントリわけよう。


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